今回も実家(大津)から向うことにする。朝8:30実家を出る。1時間30分もあれば奈良へは楽勝に付くだろうという甘い読みであったが、やはり甘かった。9:00に京都駅に着くも「まだ1時間もあるから今日はJRで行こう」とJR奈良線に直行(1)。運の良いことに奈良へ向う快速が出発寸前であったのでそれに飛び込む。約1時間でJR奈良駅に到着。難波行きの普通(4番線)に乗り次の駅の郡山へ。JR郡山から結局タクシーで奈良高専に到着。やはり2時間かかってしまった。それにしてもJRの運賃は高過ぎる(京都⇒郡山: 10?0円)。
情報工学科の実験室に入ると山本さんと青木さんそれに本間先生の3名が既に来ておれれた。とりあえず持参したBayKit portsの資料を配布。余ったのを表のテーブルの上に置いておく。3/23の学会発表原稿をカラーコピーしないといけないので本間先生にお願いする。時間があったらhackingしてもらおうというもくろみで持参したCanon Exlimをおもむろに出して5.2-CURRENT環境を誰か持ってないかとわめいていると本間先生が適当にインストールしてくださいとアナウンスされる;-)。そうこうしているうちに参加者全員が揃ったので記念撮影をしようということになり、タイマーを使って記念撮影する図2.1[イベント@奈良高専No.6に集まった人々]。
で、青木さんが持参のマルチcard readerでExlimのSDカードを全部吸い取っていただくことに...。やっぱりSDカードreaderは必需品だ。よもやまの話でマッタリと過し昼になる。結局、全部で7名という今回もこじんまりとしたBOFになった(2)
奈良高専近郊の有名な「とんまさ」のトンカツが昼めしであった。これはトンカツをぶつ切りにしてバケツでぶちまけたようなものだった。とにかく量が半端じゃない。だが、本間先生の話では「女子学生でもこれぐらいは平気でたいらげるよ」ということらしい(3)。私はと言えば日頃は肉を食べないのでこの量は3年分ぐらいの摂取量に匹敵する(4)。皆さんかなり肉と格闘していたようだ...。本間先生の研究室には何故かDECのラックが置いてあった。中は物置になっていたが...。物はPDP-12ぐらいが入っていたのだろうか?13:00から発表に入るということで、それまで(約30分)グッタリしていた;-)。
13:00からおもむろに本間先生の「pxebootにおけるマルチキャストの効果」についての話が始まる。皆お腹に十分な物を入れたおかげで「うとうと…」が始まる。話が始まると佐藤さんは既にかなりの船を濃いでいる:-)。で、話はというと、演習室のPCを使用する際に従来はOSイメージをpxebootでユニキャストで配信していたのをマルチキャストで配信すればかなり時間を短縮できるのでは?というお話だった。結果はほとんど差がなく結局は学生がスィッチを入れる時間差が影響しているのでは?ということであった。もともとこのシステムはNFSでアプリケーションをシェアしてしまうと事実上使用に耐えないものになるためアプリケーションを含めてイメージとして配信するものだ。現実的な実用システムであるが、私としてはやはりNFSとしてUNIX的に共用するのが理想だと思う。事実私の管理する(5)実習用マシンでは1台のNFS/NISサーバで全てのスタッフをシェアしている。ただし、≦3?人が必要条件だが...。私も質問したのだが、朝一回ブートすれば一日使えるのでは?と思ったのだが、実際の実習においてはOSのインストールなど、ハードディスクを完全に別の目的で使用するケースがあるので結局は各実験の前に学生がブートし直す必要があるとのこと。
Xiは横浜ベイキットが開発するXMLな記述言語である。しかし、これはドキュメントの無い点やJava特有の「分散インストール」のおかげでインストールすら極めて困難で、特にネイティヴなUNIX環境については全くの「未踏作業」であった。去年の10月頃から始まるインストールのゴタゴタを収束すべく「完全なportsの構築」を目指していたが、
桐山さんによるportsからのインストールデモが無事に成功した所で発表を交替し、XML-DBでの検索や更新処理についての話を始めた。XML-DBを操作する為にはSQL文ではなくてXPathとXUpdateという仕組みを組み合わせて使う必要があるので、Xi + Xindice入門の更に入門と言う位置付けでそれらの基礎的な事についてまとめてみた。話の途中で何回もボヤいてしまったが、XPathとXUpdateを使ってXML-DBを使う方法は、SQLを利用していた従来までのRDBMSと比べるとDB設計やデータ更新の考え方が全く違うので慣れるまでは大変だった。しかし、XML-DBが得意な用途や処理方法を見付けられればSQL文を利用するRDBMSの地位を揺るがす存在となっても不思議ではないと思っている。
XML-DBとしてXindiceを選ぶ時に一番の問題点だと感じている事はXMLテキストノード内に含まれるデータを検索する事ができない事で、それについての話もしたが、質疑応答の時にテキストノードの検索を実現するにはXQueryの機能がXindiceに取り込まれてXPathと一緒に利用できる様になるまでは不可能であろうとの指摘が桐山さんからあった。また西東さんからは、Xindice以外のXML-DBでは、独自にXQuery的な検索方法を実装したDBも登場しており、そのDBではテキストノードを検索すると該当するXPathが戻される機能を持つとの有益な情報が寄せられた。この様な機能がXindiceにも実装されれば良いのだが、再びforkしてしまったXindiceが機能拡張される時は来るのだろうか?
イベント前日の金曜日に本間先生から「イベント夜の部は、JR大和小泉駅の近くにあるオリエンタル食堂を18:00〜で予約しました」との連絡があった。オリエンタルな食堂らしいので、どんな感じでオリエンタルなメニューなのだろう?と少しばかり楽しみ。:)夜の部会場へはJR線を使った移動をしなければならないので、奈良高専まで車で来ていた本間先生と西東さんに送って貰う事になった。本間先生は帰りが飲酒運転になってはとの事から、一旦、本間先生と一緒の移動組を大和郡山駅まで送り、車を自宅に置いて大和小泉駅に向かう。アルコール類は我慢される事になった西東さんの移動組は、奈良高専から直接に夜の部会場へ向かう事になったので少しだけ奈良高専近くの大和民族公園を散策してから移動した。結局、夜の部会場への西東さん達の方が先に到着し、車を自宅に置いて来たりで大変だった本間先生が最後に到着して乾杯となった。
オリエンタル度に興味があったオリエンタル食堂だったが、東洋風な店を期待してた私は綺麗な倉庫という感じの外観を見てちょっとガッカリ。中に入ってメニューを見ても、東洋的?なお勧め料理が色々とあってという訳ではなくて、普通の呑み屋さんと同じだったみたい。でも、私達が座ったテーブルの脇はミニチュアな石庭に高さ30 cm位の小型化した石塔やらが飾り付けてあって、そこだけオリエンタルだった。。。さて、肝心の呑み会は、呑んで、食べて、話して、騒いでいたのは覚えているものの、実際には余り覚えていなかったりして。。。呑み始める時に、ピッチャーでビール取りましょうか?という事でピッチャーを頼んで、その後も何回にも渡ってピッチャーが到着していた事とか、お勧めメニューのほぼ全てを注文し尽くしたとか、頼んだはずの料理が出て来なかったとか、隣の席の子ども達がやかましくて本間先生が注意していたとか、全長2mくらいはありそうな凄く長いソーセージが出て来て驚かされたりとかは覚えているのだが、、、ともあれ、18時頃に乾杯をして、UNIX系の話を中心にワイワイと騒ぎまくり、そろそろお開きにしましょうか?と気が付いた時には21時になっていたので3時間は騒いでいた呑み会だった。